詭弁だろ、それは [日記]
土曜、日曜と姉の子供2人(つまり、姪と甥)の為に姉と一緒に塾探しをしていた。
とある進学塾。そこは中部圏ではかなりの勢いで成績・出店数・業績を伸ばしている塾。中学生入塾説明会での説明。「内申点を取るために定期テスト対策をします。近くの塾のデータは数多く持っており、過去問もあります。ただし、テスト対策の為に生徒たちに過去問は一切渡しません。なぜならそれでテストが出来たって嬉しくないですし、実力は付きません!!」と最後は格好良く決めたつもりらしい。しかしその前には「愛知県の高校入試は内申点取ってナンボの世界」的な話もしていた。
どうだろう、これ。正直私は「イラッ」ときた。詭弁だろ、それは。どんな馬鹿なガキだって、大事な物は死ぬ気で手に入れなければいけない事を知っている。親に対しては「まぁ、なんて素敵な塾だこと☆」と思わせるかもしれないが、私なら「過去問あるので、渡します。内申はどんな手使ってでも徹底的に取っていただきます。ただし、ちゃんと実力も付けさせます!!」と言うだろう。多分、こちらの方が親の受けは悪いが。
ちなみにその塾は、春季・夏期講習会の料金は開示しなかった。こちらから敢えて聞いても上手くかわされた。ネット上では「やめようと思って塾に言ったら、全然やめさせてくれなかった」とクレームの嵐。冷静に見て良い点も多々あるのだが・・・親が泣くか、子が泣くか。泣くなら親の方が良い。
親の都合、子の都合、塾の都合いろいろありますが、
塾の都合が前に出てくるといいことないですね。(←経験談)
子の都合が出てくるのもたちがわるいですが。(←これも経験談)
それにしてもいつも思うのですが、
塾の説明会ほど、説明の出来てないことが多い説明会もないですよね。
ただひたすら、塾のPRポイントを繰り返したり、
実はね・・・的な裏ワザみたいな話ばかりだったり。
「この目的のために、こういった障壁があり、
それをどういった手段でソリューションしていくか」
といった、いわゆる「説き明かし」はなされないですよね。。。
でも、そんな説明会だと受けが悪いんだろうなあ・・・
by オタさん (2006-02-22 18:52)
>オタさん
お互い、塾に良い思い出が無かった時期があったねぇ。
確かに、理論的な入塾説明会は親の受けは悪いと思う。私も大学時代塾講師やってましたが、親受けする父母会ほど夢のある話になってしまう・・・親用の説明と生徒用の説明。
でもこれが、意外と受験前になると親も生徒も感覚が育ってきており、リアルな話がバカ受け。要は親・生徒の考える力・目利き力が入塾時には足りてない、ってことやね。
あの頃はバイトのくせに頑張ってたなぁ・・・
by betchy (2006-02-23 01:39)