久しぶりに教壇に立つ [日記]
この日、取引をしている皆様を呼んで研修会なるものを開催した。その中で私の時間が与えられる。使命は「ある分野の商品の、ある部分の勉強会。しかも、当然取引先の儲けになるような話を。」少し具体的に見える要求だが、この"ある分野"というのが、他の分野に比べてバカみたいに広い。あえて言うなら"ある分野"=他の分野"以外の"分野。こんな漠然とした要求を、しかも社内の人間に注文するなんて、とかなり怒りを覚えたが・・・
「・・・やってやろうやないか」と、仕事に気合の入っていない私が久しぶりに気合を入れてみた。それは何故か。前に話しただろうか、大学の後半2年間で首都圏のある有名進学塾で算数・数学のバイト教師をした経験が有る。2つの校舎を掛け持ち、小6・中3という受験クラスまで持ち、しかも中3クラスは地元の人間でもないのに、しかもバイトなのに、クラス主任までやった。今の仕事よりも自信を持ってやり遂げた、数少ない成功経験である。その当時の私の姿など今の会社の人間は誰も知らないが、自分自身への喝とするため気合を入れてみた。
初めて持つ"クラス"の場合、授業の内容は淡々と進行できるよう準備だけしておいて、どこまで丁寧にやるか、もしくは迅速に進行させるか、教壇に立った瞬間に決める。この日もこのスタンスでいざ出陣。普通はいきなり授業を始めるが、今話題の「クールビズ」についての小話を数分話してから、本題へ・・・
結果、アンケートではかなりの高評価♪自己満足だがうれしい。しかも社内の周りからも認められたのでなおうれしい♪やっぱり人を育てる業界に転職しようかなぁ・・・
あ、それ俺も思うわ。
塾講師、悪くない仕事だったな。
でも社員になれと言われたら「ありえね」ってのが
当時の率直な感想だった気がする。。。
by Tech (2006-08-09 12:14)
>多摩テック
ネットで会うのは久しぶりだな。同時期に同じ"責任"を全うした仲間でしたな。確かに「社員になるか?」と言われた時には即行「有り得ないっすね」って完全拒否したもんな。あの業界に入ると、他業界に転職できなくなる。しかも長く授業をやり続けないと、会社の運営側に立てない。よっぽど『一生授業していても、飽きないっす』って輩じゃないと、あの業界には入れない気がする。一生授業は勘弁だな・・・
by betchy (2006-08-09 22:09)