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十人十色 [なごや飯]

日曜、昼。飯の時間である。東京から来た人間と一緒にいる為、東京では食べられないなごや飯を、ということで『あんかけスパゲッティ』をご馳走することに。

栄に車を繰り出し色々な店を回ってみるものの・・・何故かどこも店を閉めている。しかも日曜なのに。可能性としては、3:00PMという点か。。。仕方が無いのでチェーン店へ。

この日に行ったのは「パスタ・デ・ココ」。あの全国津々浦々カレーを提供する「カレーハウス CoCo壱番屋」の系列店。ちなみにココいちも愛知の企業である。ココの売りは『鉄板』。昔、名古屋の喫茶店ではあんかけスパや焼そばなど、鉄板の上に乗せられ提供されていた。暑い鉄板に薄~く卵を敷きその上に麺を乗せる・・・普通に考えれば奇妙極まりないが、名古屋人には昔懐かしいスタイル。現存する喫茶店でも最近ではこの提供方法を残しているのは非常に少ない。

とは言うものの、売りとは言えども今回は注文せず。普通のやつ食いました。あんかけは今までに無い、なんか胡椒とは違う辛味。正直あまり好みではない味。一緒に喰ってる相方は「・・・ふ~ん」とまぁ、気の無い反応(笑)今度は上手いあんかけスパを食わしたる、待っておけ。って、今度名古屋に来るのはいつになるのか・・・

その後またまた名古屋堪能の為の「ノリタケの森」へ。ノリタケ・カンパニー・リミテドも名古屋の企業。市内の工場隣にだだっ広い敷地に美術館やら、歴史館やら、アウトレット含む売店やら。ノリタケで、しかも見た目では全くわからないアウトレット。買う勝ちあり&行く勝ちありでしょう。体裁にこだわらない、食器を集めなければならない人は是非。


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『なごや飯』あんかけスパゲッティ編 [なごや飯]

第3弾?でしょうか。書いている本人もわかってないなごや飯シリーズ。今回は「あんかけスパゲッティ」・・・

あんかけスパゲッティ?はぁ??とまちゃまちゃが出てきそうですが、名古屋には独特のパスタがあるんです。しかし、実家が喫茶店なのにこの名前を初めて聞いたのが名古屋を出上京した大学生の時。一体ナンなのか・・・

本来はここに写真を載せるべきだろうが、撮るのを忘れた(笑)で、店よりもまずはモノから。スパゲッティなんだけど、かけるソースが普通ではない。文字通りあんかけのようなドロッとした薄茶色(店によりけり)のソースである。そして、香辛料のような辛さ。多分、胡椒。多分。そして特徴的なのが、その面の太さ。パスタは真っ直ぐな麺の中でも太さにより呼称が違う。私も良く覚えていないので、こういう時のウィキペディア・・・よりも今回は日本パスタ協会を参照。断面が円で1.4mm~1.9mmのものが「スパゲッティ」と呼ばれるもの。しかし、あんかけスパに通常使用されるパスタはそれよりも太い・・・うどんかよ、と一人三村ツッコミをするくらい。

で、私はこのあんかけスパを特段好きではない。しかし、このブログを書いている以上行くしかない!との無駄な決意。ちょうど良い機会が。会社の代理店さんが副業であんかけスパ屋を開店したらしいとの事。一般職のお姉さまが「いってらっしゃいよ、私は好きなのに平日の昼間に行けないんだからね」と良くわからない説教をされたので行ってみることに。

お店は「トッポ」というチェーン店。行ったお店はつい最近開店した新栄エリア。広小路通り沿い、角に潰れたヴィクトリアのある交差点を東に歩き、あるビルの2階。非常にこじんまり、数えてみれば大体18席。とりあえず頼んでみる・・・グリーン?玉ねぎとベーコンの黄金焼・・・黄金焼??2回頭の中でモジモジ君が体をくねらせ疑問を投げかけている。要するに、オムレツらしい。名古屋人なのに、実家が喫茶店なのに、わからない事だらけ。

で、グリーンを注文&出てくる。ふ~ん、普通のあんかけスパだな。んじゃ、喰ってみる・・・わからない、何が美味くて何が不味いのかさえわからない。感想が出ないのではなく、言葉が見つからない。とりあえず、ソースがスパイシー。実家と同じ種類だ、という事までしか私の脳は判別できなかった。ま、今では東京でも食えるらしいので、皆さんも試してみてください。そして、私に熱く「何が美味くて、何が不味いのか」を教えてください。

もう一つ疑問。「スパゲッティ」なのか「スパゲティ」なのか。そこのブログを見ているあなた、そう、あなたです!教えてください♪


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『なごや飯』味噌串カツ・とん焼き・どて串 [なごや飯]

予定通り、なごや飯第2弾。今回は前の話にあった会社の近くのお店の話。
名前は「のんき屋」。名古屋駅からとにかく北へ、牛島町交差点の手前東側に広いコインパーキングが。その道路挟んで北隣に、なんて読んだら良いのか・・・「串焼きや」?で良いのかな、の店がズラリと。その中の一つの店。市内はもちろん、他県からもわざわざ人が来る名店で、どうも観光客も良く来るらしい。会社帰りに何度も「のんき屋って、どこですか?」と観光客に聞かれたことがある。

会社の近くにありながら初めて行ったのだが、店は非常にこじんまりとしており、店の中がいっぱいなら外で立ち飲みも可能。店がある道路には路駐がズラリだが、警察も分かっているのか全く検挙しない。行く前に聞いていたのが、どうもこの店には「ルール」があるらしい。あとでその「ルール」が立ち飲みのみだったのが分かったのだが、とりあえず中に入る。

ここの店のおばちゃん達は客に慣れ過ぎてこちらがメニューをゆっくり見ない間に「ビールでいい?」と聞いてくる。このペースに巻き込まれず、いかに声を張り注文するかがこの店で楽しく飲み食いするコツのようだ。では、題名のメニューの紹介。
味噌串カツ:文字通り、串カツに味噌をつけたもの。そもそも名古屋の「味噌」は赤味噌ではなく、八丁味噌。他地域では米・麦味噌に対し、八丁味噌は豆。詳しくはネットで見ていただきたいのだが、この店は通常は単なる串カツ。大阪・新世界にあるようなソースのプールみたいなのとキャベツの入れ物がこの店にはある。注文の際「味噌付けて。」と言えば、味噌鍋の中を潜らせたものが出てくる、という方式。
とん焼き:豚(?)のモツを素焼きし、その上に「照り焼き」(おばちゃん談)風のタレを上からかける。私の中ではインパクト薄、頼みたければ頼め、という感じ。
どて串:「どて煮」というものがあり、関東で言う「モツ煮込み」。白味噌に対して、名古屋は当然八丁味噌。それの串バージョン。前述したが八丁味噌ベースの味噌鍋があり、店毎にその味が違う。何回も味噌を足しずっと煮込んだもの。その鍋の中で串に刺したモツを煮込み、「どて」の由来は知らないが、味噌色に染まったモツ串が出来上がる。ちなみに同じ鍋におでんも入れてあり、「汁染み大根」ではなく「味噌染み大根」。

どうだ、味噌だらけだろ。初めての人にはかなりのインパクト。見ているだけで胸焼けしそうだが、実はそんなに胃を荒らさない、しかも八丁味噌はヘルシーなんです。名古屋は「みゃ~みゃ~」等のイメージが強いが、味噌が中心なんです。まぁ、おみゃぁさんも名古屋に来たら、いっぺん食べてみやぁ。これが美味いでかんわぁ。(訳:まぁ、あなたも名古屋に来たら、一度食べてみたら。これが美味いんですよ)


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『なごや飯』味噌かつ丼編 [なごや飯]

なごや飯・・・名古屋発祥の食べ物、もしくは名古屋以外でも流行ってしまったその物自身の事。最初に流行らしたのはどこなのだろう。私の記憶が正しければダイニング「ZETTON」のはず。銀座にあるあの店、本社はバリバリ名古屋です。この間仕事の関係でオフィス行きましたが。あとは「世界の山ちゃん」。他にも色々。

今日はそんな中、仕事中外での昼食で喰った「味噌かつ丼」の話を。味噌かつ丼とは、普通のカツ丼はどんぶりご飯の上にカツを卵でとじる。しかし味噌かつ丼はどんぶり飯の上にカツを乗せ上から甘い八丁味噌ダレをかける、もしくはカツを味噌ダレにくぐらせて飯の上に乗せる。しかも通常味噌ダレには八丁味噌以外にザラメを入れかなり甘い。だから、スピードワゴンも「甘~い」。

で、今日行った店は看板に「元祖味噌かつ丼」と謳っている「味処 叶」。名古屋分かる人にだけ場所を。栄南側、丸栄の南裏の路地に小さく店を構えています。入ったらテーブル3つにカウンターが数席。狭い、ほんとに狭い。だからこそ美味いと信じたくなってくる。メニューを探しにキョロキョロしていたら「こちら、メニューですよ」とおばばが丁寧に渡してくれた。このおばば、かなり気の利いたおばばで店内にいる間こちらが感心してしまうくらいにお客に気を利かせる。

当然味噌かつ丼を頼み、出来上がるまで店内をキョロキョロ。やはり有名なのだろうか、有名店には芸能人が付きもの。サイン・写真の類だと、舞の海・益子直美・三倉マナカナ・杉浦太陽・・・他は判別できなかった。あと地元テレビ局情報番組のステッカー、要は『これだけ紹介されています』の証。そして極め付けが『撮影禁止』。このブログにも写真を載せたかったが、残念。

店内にはおばばと若い男、バイトらしきおばはんに、シェフ・・・もとい、じっちゃん。この人が料理するのだが、綺麗に首だけが曲がっている。背中は曲がっていないのに。そして待つこと5分ほど、ハイ出来上がり。ここの味噌かつ丼はど真ん中に生卵を乗せており、自分で潰してカツをこれに付けて食べるそうだ。では、潰して、いただきます。・・・むしゃむしゃ・・・

う~ん、いたって普通だ・・・確かに味噌ダレは甘すぎず、辛すぎず。多分『元祖』は本当なのだろう。その部分にどれだけ浸れるか、か。まぁ、この情緒を楽しみましょう。しかし、このおばばは本当に気が利く。喰ってる最中に一人の客が。「熱燗を。」「熱燗出来上がるまで、すぐ出せるつまみもありますが・・・」出されたものが何だったかは聞こえなかったが、この時期のものらしく今しか食べられないそうだ。下手すりゃこのおばば、下手な小料理屋よりも気が利くぞ。この店はおばばの「気の利きよう」を見に行くのも乙かも。

名古屋から他に発信できるものって、食べ物しかないんですわ。地元の人間がこう言っては仕舞いだが。たまに紹介します、名古屋の知名度を上げるために。

名古屋いい店うみゃー店


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